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韮崎北東小 給食週間 岩手のひっつみ汁 社会科授業 [その他(雑感など)]

昭和21年12月24日、ユニセフからの援助物資をもとに始まった戦後の学校給食、この日が冬休みにあたったため、ひと月遅れの1月24日を学校給食記念日としました。
そして、この日からの1週間が、給食についての理解と関心を深める学校給食週間週間です。
全国の小中学校では工夫をこらした郷土食や特色ある給食がだされます。
韮崎北東小でも1月25日から30日まで「はたはたの唐揚げ」「鮭のちゃんちゃん焼き」「秋田のきりたんぽ」「五平餅」などがだされました。
そして今年は栄養士の先生にお願いして「岩手のひっつみ汁」を出してもらいました。
盛岡訪問の際におみやげに「ひっつみ」を買ってきて研究してもらいました。
そして当日は4年生に「郷土料理を食べよう」というテーマで社会科の授業をしました。
授業の中で岩手と山梨とのつながり「岩手県は山梨県の3,4倍の面積がある」「岩手県の昔の南部藩の殿様は山梨県の南部町出身だから南部藩という名前がついた」「岩手県の有名な童話作家の宮沢賢治と心の友のつながりがあった保阪嘉内は私たちの先輩」という話をしました。
そして「今日の給食のひっつみ汁も山梨の郷土料理のほうとうからヒントを得ている」ということを「小麦粉」「ほうとう」「ひっつみ」を見せながら学習しました。
子どもたちは興味しんしんで楽しく授業を受けました。
岩手県が身近に感じたように思います。
新採用の先生や他学年の先生にも参観してもらい、「楽しい授業でしたね」と好評でした。
子どもたちもその日の給食をおいしく食べて完食でした。

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      事前に先生方に社会通信「藤井平」で話題をなげかける

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      私が特別授業をさせてもらいました

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      1月30日の献立「ひっつみ汁」「五平餅」「にじますの塩焼き」など

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      みんなおいしそうですね


(記:むこうみず)
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あけましておめでとうございます [その他(雑感など)]

あけましておめでとうございます

私たちは2006年より保阪嘉内と宮沢賢治とアザリアの友たちの友情と理想を広げる活動に取り組み、記念事業を推進してきました。
昨年は「保阪嘉内・宮沢賢治 アザリア記念会」と組織を発展、改組して新たなスタートを切りました。
おかげさまで会費を振り込んでいただいた会員も120名をこえ、第一回の碑前祭も成功を収め、会としての岩手訪問などの諸行事に取り組むことができました。

この広がりがつくられたことは、何よりもアザリアの友たちの友情と理想は時代を超えて多くの人たちの感動を呼ぶ魅力あるテーマであることを多くの方が感じているからだと思います。
当会運営のブログ「宮沢賢治とアザリアの友たち」もまもなく20000アクセスに到達しようとしています。
2009年の新春を迎え私たちも活動を更に推進する上で身の引き締まる思いです。
本年は6月に岩手大学開学60周年記念事業として「賢治から嘉内への手紙」の展示が予定されています。
岩手大学や関係者と私たちの夢の一歩が形になろうとしています。
会報アザリアの定期発行も編集長を中心に企画が進められ1月初頭には第二号がみなさんのお手元に届く運びとなっています。
岩手大宮沢賢治センター、栃木県さくら市の小菅健吉氏の顕彰事業、倉吉市の河本緑石研究会などアザリアの友たちに関わる活動も活発に展開されています。
2009年、混迷を深めるこの時代に「世界全体の幸福」を考える思想と活動がやがて奔流となりますように、ささやかながらこの韮崎の地から発信し続けます。

                          保阪嘉内・宮沢賢治 アザリア記念会

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      保阪嘉内生家のある藤井平から見た夜明けの富士山


(記:むこうみず事務局長)

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よいお年を! [その他(雑感など)]

早いもので、2008年も気がついたらもう終わりです。
今年は「保阪嘉内・宮沢賢治 生誕110周年記念事業実行委員会」が「アザリア記念会」として再発足し、また山梨と岩手の交流を深めるできごとが続きました。

保阪庸夫氏の盛岡訪問記はまだまだ続きがあるのですが、筆者多忙のため申し訳ありませんが後半は年明けに御紹介させていただきたいと思っております。

この1年間、当ブログに多くのアクセスをいただき、心から感謝申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは皆様、よいお年を!


(記:azalea)
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第18回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞決まる [その他(雑感など)]

夏休み・・・というわけではありませんが、しばらく更新がお休みになってしまいました。
この間にいろいろなことがありましたが、優れた宮沢賢治研究・評論や実践活動などに対して花巻市から贈られる「宮沢賢治賞・イーハトーブ賞」ですが、「第18回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞の受賞者が平成20年8月21日に決定したそうです。

今回の受賞者は次の皆さんだそうです。

宮沢賢治賞/ロジャー・パルバース氏
(長年賢治の詩、童話作品の研究・翻訳に取り組んだ努力と貢献に対して)

宮沢賢治賞 奨励賞/浜垣 誠司氏
(パソコンでの調査研究を可能にした先駆的な研究業績に対して)

イーハトーブ賞/ 高嶋 由美子氏
(ケニアの難民の問題を積極的に粘り強く、献身的に解決した国際的な寄与に対して)

イーハトーブ賞 奨励賞/長津 功三良氏、鈴木比佐雄氏、山本十四尾氏
(核廃絶の願いと祈りの詩集を刊行した平和運動に対して)

詳しくは下記をごらんください。
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/news/general/2008/8/1219310630227.html

それにしても、今回の受賞者の顔ぶれを見ると、宮沢賢治賞もイーハトーブ賞も、ずいぶん変わってきたものだという気がしました。


(記:azalea)

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嘉内も着たTシャツ? [その他(雑感など)]

保阪嘉内は、近衛輜重兵大隊に配属されていました。
私は軍事オタクではありませんが、そんな関係もあってインターネットで「近衛輜重兵大隊」で検索してみたら、こんなグッズが見つかりました。

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    基本は白だね

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    色違いもありました

「近衛輜重兵大隊」というのはかなりマニアックだと思うのですが、どのくらい売れるのか、お店の人に聞いてみたくなりました。
まあ、嘉内が入営していたころはこんな部隊Tシャツ(?)なんてなかったとは思いますが、よろしければ話のネタにいかがですか?

こちらのお店で販売されています。(通販もあるようです)
http://www.nakatashoten.com/t-shirts/contents05.html


(記:azalea)

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最近の話題から [その他(雑感など)]

インターネットで検索すると意外な所で情報を得ることができますね。

◆賢治の直筆文字でロゴマーク岩手大が作製 岩手日報記事より
http://www.iwate-np.co.jp/index.html (啄木・賢治 の項目で検索)
岩手大学(藤井克巳学長)は宮沢賢治の直筆文字を使ってデザインしたロゴマークを作製し、文具やPR資料など岩手大グッズに活用するそうだ。
これは平山健一前学長の提案で、「岩手」の文字は「春と修羅」の目次の原稿から、「大学」の文字は「青木大学士の野宿」の1ページ目の原稿から抜粋したそうだ。
使ってみたい気がしますね。さすが賢治の母校岩手大学。

◆銀河鉄道のイルミネーション
イルミネーション工房というホームページにこんな記事が載っていました。
工房内製作日数約1ヶ月の後、山梨県の八ヶ岳山麓に工場を持つ「パイの家」の社長さまのご自宅に「銀河鉄道」を取り付けさせていただきました。  
今回のイルミネーションは、生前,盛岡農林学校で、宮沢賢治と親交が深く、賢治と共に文芸同人誌 「アザリア」を創刊した、地元韮崎市の保阪嘉内氏を偲び、同社長がご自宅に設置されました。
嘉内氏は「風の又三郎」や「銀河鉄道の夜」などの作品の構想に大きく影響を与えたと言われています。

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調べてみると北杜市の大泉町にあるようです。
こんど連絡して夜にでも行ってみようと思います。
八ヶ岳山麓にある銀河鉄道のイルミネーションなんて素敵ですね。

銀河鉄道のイルミネーション製作過程の紹介が載っています。
http://plaza.rakuten.co.jp/denkoniwashi/diary/



(記:むこちゃん)




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岩手・宮城内陸地震 [その他(雑感など)]

本日(2008年6月14日)の朝に発生した岩手・宮城内陸地震の報に接し、メンバー一同おどろきを隠せませんでした。
亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げると共に、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
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樹を植える どんぐりクラブの取り組み [その他(雑感など)]

どんぐりクラブという取り組みがあることを知っていますか。
山梨だけでなく他の県でもこのようなクラブまたは銀行があります。
子ども達がどんぐりを拾ってきます。
どんぐり10個で1どんぐりのポイントがためられます。
そして会員証が発行されて、ためたどんぐりのポイントに応じて春になると苗木をくれるのです。

これは山梨県の林務環境部の事業です。
集められたどんぐりは苗になるように育てます。(以前はどんぐりの苗木をくれたのですがいつのまにか他の苗木になりました)どんぐりの苗木は希望する学校や施設に配布されます。
私もいくつかの学校でこの取り組みをしてきました。
昨年度の学校、韮崎市立穂坂小では2年生全員が会員になり「まゆみ」の樹をもらいました。
私が異動する時に校庭に記念に植えてきました。

今年は韮崎北東小で緑化委員会の担当でしたので全校によびかけました。
集まったどんぐりは7000個以上、登録した会員は183人でした。
緑化委員会の子ども達はどんぐり虫退治に追われながら数えていました。
配られた会員証を子どもたちはとても大切に持っていて先日苗木と交換しました。
1~5ポイントは「うめもどき」6~10ポイントは「うつぎ」の苗木をもらいました。
山梨県全体の会員が1260人ですからなんと15%近くが北東小で占めています。
どんぐりの種類や食べられるどんぐりの紹介をしたりポスターで呼びかけた効果があったようです。
「虔十公園林」の愚直なまでに杉苗を植えようとする虔十の姿、「どんぐりと山猫」のどんぐりも重なってちょっと気に入っている取り組みです。

会員証を発行してくれて苗木をくれるというシステムも子ども達にとっても楽しみです。
ほんのささやかなことですが賢治と嘉内の精神につながると思い取り組んでいます。
時々立ち寄る前任校の「まゆみ」の樹も育っています。
北東小の「ぎんどろ」の樹も芽吹いています。
私たちは樹を植えるという具体的な行為、そして賢治と嘉内の友情の物語を伝えて多くの人の心の中に樹を育てるという二つの行為があるように思っています。

また今年もどんぐりクラブに取り組みます。
今年はどんぐりクッキーでも作ってたべてみようかな。

どんぐり.jpg
あつまったどんぐり

緑化委員の子どもたち.jpg
どんぐりを数える緑化委員の子どもたち


(記:むこちゃん)
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岩手と山梨を結ぶ友情の樹 [その他(雑感など)]

岩手大学内に設置されている宮沢賢治センターは平成18年6月に発足し、定例研究会や宮沢賢治記念短歌会、経理ムベキ山登山、など、賢治精神を後輩に伝えるために活発な活動を展開しています。
宮沢賢治センター通信第4号が送られてきました。
その中に石田紘子先生(前盛岡市立杜陵小校長)の報告が掲載されていましたので紹介します。

第16回定例研究会
講師 石田紘子氏
演題 「岩手と山梨を結ぶ友情の樹」

宮沢賢治と保阪嘉内。
二人の友情と高い志は、「やまなし」と「ギンドロ」という形で現代に継承されている。舞台は賢治の生まれた岩手県と嘉内の生まれた山梨県。
石田氏の講演はそこで行われた両者の交流の一部始終を目の当たりにするものだった。
以下その模様を簡単ではあるが紹介したい。
友情の樹「やまなし」の交流の主役は、石田氏が校長を務める2002年の盛岡市立杜陵小学校5年生49人。
物語の始まりは、同年行われた経済産業省企画の「キッズマート」(起業体験)であった。
翌年、国語の授業で学習した宮沢賢治作「やまなし」の理想の世界に感動した彼らは、その益金を使い学校に卒業記念樹として「やまなし」を贈ることを企画する。
さっそく岩手県内で苗探しをするが難航。
そこで石田氏は知人を介し山梨県に相談した結果、同県から「やまなし」の苗木3本贈呈の朗報が届くことになる。
そのプレゼントに同氏は驚き、子どもたちは感動したという。
平成16年3月の卒業式、49人の主役達は山本栄彦山梨県知事の「やまなしのように立派に美しく育っていく」ことを願うメッセージと共に苗木の目録を受け取った。
そして同年4月29日のみどりの日、温かい思いのこもった3本の「やまなし」は校舎内に2本、岩手公園賢治詩碑側に1本と分けられ、子どもらの手によって植樹された。
そして物語は、友情の樹「ギンドロ」の交流へと向かっていく。
平成19年8月、賢治・嘉内生誕110周年記念事業委員会から「ギンドロ」をお世話していただきたいと電話が入る。
「やまなし」を無償で提供してくれた山梨県に「お返しが出来ればいいなあ」と思っていた石田氏はその電話により「お返しが出来る」という強い思いに変わったという。
それから達増拓也岩手県知事の知人を介して県に協力を依頼したところ、知事に快諾をもらい、雫石町の小岩井農場から「ギンドロ」の苗木3本を無償で提供されることになった。
そして同年10月、岩手の「ギンドロ」3本は達増知事のメッセージと共に嘉内の故郷である山梨県韮崎市に贈られ、13日には「保阪嘉内・宮沢賢治花園農村の碑」の除幕式と共に記念植樹が行われた。
このようにして行われた「やまなし」と「ギンドロ」の交流。
それは固い友情という絆で結ばれていた賢治と嘉内、各々の故郷である「岩手と山梨の交流」であると共に「子どもたちとやまなしの交流」や「やまなしとギンドロそれぞれが結んだ人々の交流」でもある。
これら一連の交流の物語をこれからも続けていきたいとする石田氏は最後に「山梨県の一組のご夫婦が毎年、岩手に来たやまなしを見に来てくれるように、二人の友情の樹が我々に夢を与えてくれる」と語った。
厳しい冬をこえて春。
ギンドロの樹は確かに芽吹いています。
これからもこの友情の樹を岩手でも山梨でも二人の友情のように育てていきたいものです。

宮沢賢治センターのホームページはここです。
http://kenji.cg.cis.iwate-u.ac.jp/index.html

除幕式石田先生.JPG
除幕式の石田先生(右から二番目です)

植樹石田先生.JPG
植樹をする石田先生

やまなしの木.JPG
杜陵小学校に贈られたやまなしの樹

(記:むこちゃん)

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ホームにて [その他(雑感など)]

このところ、ほんとうにぽかぽかした陽気が続いていますね。
昨日の韮崎は(3月16日)は気温も20度ほどに上がり、暑いくらいの一日でした。

韮崎駅のホームから見た茅ヶ岳です。
ホームに立つと、正面にこの山容がどーんと見えて、列車から降りた人を迎えてくれます。
また、列車に乗る人も見送ってくれています。

旅立ちの季節。
駅のホームでは、行く人、来る人・・・さまざまな人がさまざまな思いを抱えて列車を待っています。

大正5年の9月9日、夏休みを郷里で過ごした保阪嘉内は盛岡高等農林学校に向けて韮崎を出発する時、こんな歌を詠んでいます。

  田毎田毎稲の葉そよぐ故さとはなんぞかくまではなれ難かる、
  帰り来てわが王城を作るべし初秋立たんわが故里に、

この時も、やっぱりホームからは茅ヶ岳が見えていた・・・。
嘉内は茅ヶ岳を見て、茅ヶ岳は嘉内を見ていたんだろうなぁ・・・。
もしかしたらこの2首は、嘉内と茅ヶ岳との対話なんじゃないだろうか?

韮崎駅のホームに立って、そんなことをぼんやりと考えてみたりしました。

chiigatake.JPG
韮崎駅のホームにて 2008年3月16日


P.S.
今日の記事のタイトルは中島みゆきさんの歌から取りました。
中島みゆきさんはほとんど聴きませんが、この曲は好きです(^_^)
(落ちこんでいる時には泣けます。。。)
http://www.youtube.com/watch?v=pWaDXMdKmro&NR=1


(記:azalea)
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