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当麻戸神社の例大祭 [ゆかりの地]

4月12日は当麻戸神社の例大祭でした。
ちょうど土曜日だし、陽気もよかったので、みんなで出かけました。

駒井の鎮守として祀られてきた当麻戸神社(とうまとじんじゃ)は、保阪嘉内が営農していた時期に氏子総代も務めていた神社です。
社伝によれば、その起源は古く欽明天皇の御代に創建されたと伝えられ、祭神として建御名方神と共に大酒解命・小酒解命の二神が祀られています。
本殿は市指定文化財になっています。

建御名方神は諏訪大社の祭神ですから、この地域が文化的あるいは政治的に諏訪と繋がりがあったことが推測されます。
おそらく、建御名方神は後になって祀られた神で、元々の祭神は大酒解命・小酒解命であったのではないでしょうか。
それは、「藤井平五千石」と称されたこの地域が、古くから良質な土壌や水に恵まれて美味しい米が穫れた地であったことを示すもののように思われます。
ちなみに保阪嘉内の生家のあるあたりの地区は「鳥居」と呼ばれ、この当麻戸神社のすぐ近くにあります。

当麻戸神社全景.JPG
当麻戸神社の全景です。境内の桜は満開でした。

八ヶ岳.JPG
参道からは遠くにちょっと霞んで八ヶ岳もよく見えます。電線が邪魔ですね。
あ、でもデンシンバシラは賢治と嘉内の友情のキーワード(?)だとすれば、邪魔者扱いしてはバチがあたる?

茅ヶ岳.JPG
こっちは茅ヶ岳。手前の建物は韮崎北東小学校です。
嘉内の母校・藤井尋常小学校はその前身です。

少女の舞.JPG
神楽殿では、地元の少女たちの舞がありました。

神楽.JPG
少女たちの舞に引き続いて、神楽が奉奏されます。
当麻戸神社の例大祭に演じられる神楽は、嘉内が芝居好きになったきっかけであったそうです。
当時は地元の駒井の人たちによって演じられていましたが、今は穂坂町の人を頼んでいます。
神話を題材とした神代神楽ですが、子どもたちには「神楽」というより「餅まき」のイベントのようです。

境内.JPG
境内もにぎわっています。ところどころに知った人の後ろ姿が!!

手水鉢.JPG
境内の古い手水鉢の中にはボウフラがわいていたり、なぜか蟹が二匹いたりしました。
これって、「蠕虫舞手」と「やまなし」の世界?
と、つい神楽よりもボウフラの踊りに目がいってしまいました[ふらふら]

さて、当麻戸神社の雰囲気を少しは感じていただけましたでしょうか?
最後は、境内の満開の桜です!

桜.JPG
この桜も、今ごろはもう散ってしまっていることでしょう。


(記:azalea)
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