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でくのぼう宮沢賢治の会 会報誌12号 [本の紹介]

「でくのぼう宮沢賢治の会」の会報誌12号が、賢治の命日である9月21日に発行されました。

会報誌12号.jpg

今回は、「心友 保阪嘉内をたずねて」と題して特集が組まれています。
7月10日に収録させていただいた保阪庸夫氏へのインタビューが、なんと34頁にわたって掲載されています。
また、紀行文「山梨紀行 ―保阪嘉内ゆかりの地をめぐって―」では保阪嘉内の生家や墓所をはじめ、韮崎市やその周辺の嘉内ゆかりの地が写真入りで紹介されています。

保阪庸夫氏へのインタビューについては、「月光 2」のものを先月に御紹介させていただきましたが、「でくのぼう宮沢賢治の会」会報誌12号のものはまた違った切り口でなされています。

このように、保阪庸夫氏の記憶や思いが生の声として記録され、後世に伝えられることは、とても大切で大きな意義のあることだと思います。
前回のCD『「イーハトーブ農学校の賢治先生」を語る』ともども、記録の大切さを心から感じさせられた1冊でした。

もちろん、そのほかの記事も〝賢治さん〟への思いがぎっしり詰まっていて、読み応え十分です!

購入については、「でくのぼう宮沢賢治の会」のブログをごらんください(目次も見られます)。


(記:azalea)
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コメント 4

今井 美和

保阪庸夫先生にインタビューさせていただきました今井です。
久々におじゃまいたします。
その節は大変お世話になりました。
小誌をご紹介いただきありがとうございます!!
不思議な御縁で保阪庸夫先生に貴重なお話を伺うことが出来たことを大変ありがたく思っております。
「アザリア記念会」の皆様にもご笑覧頂けたら幸いです。
保阪庸夫先生が語られた記録はまだとても少ないようですので、小誌以外にももっと記録が増えることを切に願っております。
『アザリア記念会」の方々のご活躍に期待します!

by 今井 美和 (2010-10-01 13:30) 

大明 敦

3年前に、保阪善三・保阪庸夫両氏からの聞き書きと、保阪嘉内の遺稿や関係資料を元に保阪嘉内の略伝を書かせていただきましたが、このインタビュー記事を読んで、あらためて保阪嘉内の人となりを知ったような気分になりました。
生の声で語られるのは、とても迫力を感じます。
実際にインタビューをされた今井さん・萩野さんのお二人はもちろん、こ
の企画を実現された「でくのぼう宮沢賢治の会」の皆様に心から敬意を表します。
併せて、私からのインタビューにまで貴重な紙面を割いていただき、ありがとうございました。
by 大明 敦 (2010-10-01 20:11) 

萩野 なおみ

今井さんと共に保阪庸夫先生にインタビューさせて頂きました萩野です。
この度の会報誌制作にあたり、庸夫先生、大明先生、そして「アザリア記念会」の皆様には本当にお世話になりました。
そして、小誌をご紹介いただきありがとうございます。
庸夫先生の語られる話はとても貴重なものだと感じております。
ささやかながら、今回はそのお手伝いをさせて頂けたことを大変嬉しく思っております。
そして大明先生の特別寄稿も感慨深く拝読いたしました。
とても貴重な体験談を書いて頂いたことに感謝しております。

またCD「『イーハトーブ農学校の賢治先生』を語る」は私のお気に入りのCDのうちのひとつです。
こちらもご紹介頂きましてありがとうございました。
by 萩野 なおみ (2010-10-01 22:37) 

azalea

インタビュアーの皆様、コメントありがとうございます!
私の雑駁な記事本文よりもコメントの方が充実していて読み応えがあるような気がいたします(笑)
(あと保阪庸夫先生のコメントがあれば完璧なのですが(^^;))

「『イーハトーブ農学校の賢治先生』を語る」は、本当にすばらしいCDですね。
保阪庸夫先生のお話しも、賢治さんの教え子達の肉声も、もっともっと聴いてみたいものです。

by azalea (2010-10-02 07:27) 

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