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親子で読みたい「宮沢賢治」 [本の紹介]

今年もはや3月になりました。
以前このブログでも紹介させていただいた、さいたま文学館の収蔵品展「文学館に猫大集合」も、あと2週間・・・3月14日で終わりとなります。
この展示のメインとなっている大野隆司さんの猫の版画を見ているうちに、そう遠くない昔(このところ物忘れがひどくて(笑))に賢治に関する本で大野さんの絵を見た記憶があるぞ・・・と、ぼんやり思い出しました。
思い出せそうで思い出せず、どうもすっきりしないので、おぼろげな記憶を頼りに検索をしてようやくたどり着きました!

岩手県出身・在住の作家、澤口たまみさんが昨年PHP研究所から刊行された『親子で読みたい「宮沢賢治」』という本でした。

親子で読みたい宮沢賢治.jpg

賢治の数ある童話(例外として「雨ニモマケズ」が入っていますが)から30編を選んで、そのあらすじをコンパクトにまとめた上で、その「読みどころ」を紹介したものです。
「親子で読みたい」というタイトルや「心を育てる名作ガイド」というサブタイトル(?)にも表現されているように、賢治の作品への愛情や自然に関する豊富な知識に作者の子育ての経験が加味されており、親子で賢治の作品について話すときのガイドとして書かれた本ですが、エッセイとしても十分楽しめます。
(ちなみに大野隆司さんの絵は表紙だけで、本文の挿絵は別の方のものです)

出版社による本の紹介と通販のページはこちらです。


(記:azalea)
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