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岩手大学「アザリアの集い」から(その2) [イベント(展覧会・講演会・研究会など)]

第2回目は小菅健吉さんの二男、小菅充さんのスピーチです。
挨拶部分はカットし、内容も若干要約して整理させていただいた部分があり、スピーチそのままではありませんのでご承知ください。

開会式・小菅氏.JPG

健吉は80歳まで長寿を全うしましたが、この4人の中では一番いろいろなことがわかっていないといっていいでしょう。
それで、いま市史編纂の一環として地元(さくら市)の郷土史研究家が調べているところです。
その一例に大正7年1月17日の下野新聞の記事があります。
学校名や年齢や名前に誤りがありますが、卒業を前にして細菌研究のために渡米したいと知事に願書を出していたことが報じられています。
当時は、新聞記事になるほど、渡米することが珍しかったのでしょう。
この記事を見て、20歳前の盛岡高等農林学校での3年間にこれほどのエネルギーがあったのか・・・と思います。
今、「○○力」と呼ばれることがたくさんありますが、「青春力」といいますか、「盛岡高農力」といいますか、そういうものを感じています。
これからは盛岡の「岩手大学力」を発揮して、いろいろな方面で、ますます発展されることを願います。


次回は御舩道子さんのスピーチをご紹介する予定です。


(記:azalea)
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コメント 2

signaless

私はこのところ「アザリア力」をひしひしと感じています。
小菅さんは自らは多くを語られなかったようですが
そういう方こそ、人の気付かないところで
尊い仕事をされていたかもしれません。

by signaless (2009-06-30 08:17) 

azalea

「アザリア力」ですか!
さすがsignalessさん、うまいですね(^^)v
nice!です。
小菅さんの顕彰事業が地元では始まっているそうですが、ご本人が生前抱いておられた気持ちをきちんと汲んだものにしてもらいたいと思う次第です。
by azalea (2009-07-01 00:23) 

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