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岩手大学宮澤賢治センター [イベント(展覧会・講演会・研究会など)]

岩手大学宮澤賢治センターでは様々な情報を提供してくれます。
メールで登録すれば会員になることができます。紹介します。
私も会員になっていて、メールで案内が届いたり会報が送られてきます。

設立趣旨
賢治生誕110年の年である2006年の開学記念日[6月1日]を期して、岩手大学では、「宮澤賢治センター」を設立することにいたしました。
以下を骨子とするものですが、宮澤賢治に関心があり、広い意味で岩手大学に御縁のある方であれば、どなたでも歓迎いたします。
どうか会員となってくださるようご案内いたします。

                記
・広く岩手大学における宮澤賢治の関心を集約します。
・組織は学長裁定のNPO的組織とし、趣旨に賛同する人は誰でも加入できます。
・設置場所は、岩手大学内「百年記念館」とし、日常の連絡先は、岩手大学地域連携推進センター TEL: 019-621-6852 FAX: 019-621-6493 E-mail:renkei@iwate-u.ac.jpです。
・2006年度の主な活動は、以下の二つとし、その他については会員有志の自主的企画により実施します。

1.学生企画による「第1回 全国宮沢賢治学生大会」
[2006年8月28日(月)29日(火)]
実行委員長 稲垣大助(岩手大学大学院教育学研究科)
研究交流/講演(原子朗:宮澤賢治学会イーハトーブ館長)/実地研究など

2.定例研究会
・会費は、当分徴収しません。


入会すると、たとえばこのような案内がメールで届きます!
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第14回「秋田街道青春夜行」(賢治追体験行事)

<趣旨>
 今から91年前の大正6(1917)年7月7日夜、当時盛岡高等農林学校3年生だった宮沢賢治と仲間3人が、同人誌「アザリア」発刊記念の集まりの後、材木町(夕顔瀬橋)から雫石の春木場まで、夜通し歩いたことにちなんで、「雫石と宮澤賢治を語る会」と盛岡の「宮沢賢治の会」が、平成7(1995)年から賢治の追体験行事として「秋田街道青春夜行」を行なっています。
申し込んでいただければ、どなたでも参加できます。
これまでに、岩手県外の方々や小中学生の参加もありましたし、昨年は全盲の方が雫石高校の生徒のサポートで完歩されました。

 全行程約20kmですが、午前0時すぎに出発して、途中3回の休憩(2ヶ所のコンビニ&さわやかトイレ前)と名所案内の小休憩などを挟み、午前6時ごろ、目的地である春木場の竜川河原に着き、朝食となります。

<日時>
2008年7月4日(金)午後11時50分~5日(土)午前6時頃

<場所>
盛岡市夕顔瀬橋畔(サンクス前)集合~雫石町春木場の竜川河原 解散

<行程>
5日(土)午前0時出発式~太田橋~諸葛橋~宗任橋~前潟ローソン前
(休憩)~大釜~日向一里塚~仁佐瀬~長山街道分岐~尾入野サンクス前(休憩)~
東町~七ツ森一里塚~黒沢川交差点~掘割~下町~中町さわやかトイレ(休憩)~
高前田一里塚~葛根田橋~春木場の河原 午前6時ごろ到着 【朝食】

<朝食後>
田沢湖線春木場駅 午前6時51分発 盛岡駅行き電車に乗車

<持ち物>
朝食、飲み物、おやつ、その他各自必要なもの

<服装等>
歩きやすい靴と服装

<雨天決行>
雨具をご用意ください

<参加費>
旅行傷害保険代 200円

<申込み>
6月28日(土)までに、「宮沢賢治の会」の「森」宛に、必ず「Eメール」にてお申込みください。保険加入のため、「住所、氏名、年齢、性別、連絡先」が必要です。 Eメール アドレス moriyo@rnac.ne.jp
 なお、お問合せにつきましても、必ず「Eメール」にてお願いします。



「賢治と音楽を楽しむ会」==6月例会のおしらせ==

日  時:6月28日(土)14時~15時30分
場  所:百年記念館(資料館(高等農林学校本館)の隣)


 今回はチャイコフスキーの曲を聴きます。
 ご期待下さい。
     「どなた様も遠慮無くお入り下さい!」
   緑に囲まれ、鳥のさえずりをバックにした音楽会です。

            会世話人;姉歯、小野

****************
宮澤賢治センター(岩手大学内)
TEL:019-621-6672
FAX:019-621-6493
e-mail:kenji@iwate-u.ac.jp
****************

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特に「秋田街道青春夜行」については宮澤賢治とアザリアの友、保阪嘉内、小菅健吉、河本義行の4人が決行したことを追体験したものであり大変興味深い行事です。
大正6年7月1日に「アザリア」第一号が発行され、7月7日に合評会が開かれる。
この夜に語り足りない4人が合評会の会場の下宿を出て夜の盛岡の街に出て小岩井農場に向かう秋田街道を歩く。
嘉内は歌稿ノート「我は独り」の中で「7,8 馬鹿旅行日記 春木場まで(盛岡より) 大正六年七月八日前零時十五分より二時十分までの間、同行者三人、小菅健吉、宮澤賢治、河本義行」として六十首に及ぶ短歌でこのことを綴っている。

  合歓の葉の パット会ふごとし 友の心 まったく旅を供に思へり
  まっくろに濡れた 街道の流れた火 踏んで通れば 心がさびしき
  雫石は 田舎の町なれば あけがたに 通るわれらに犬が吠え渡る
  あけがたの 河原に睡るわれらなれば 大空の虹と 百姓が わらふ


などの短歌が見られる。
このことは7月18日発行の「アザリア」第二集にも嘉内の短歌、賢治の短歌、小菅の短歌、河本の俳句の中に「馬鹿旅行」と称してこの夜行の様子を描いた作品を発表していていかに印象的であったかがわかる。
アザリア会と4人の強い結びつきが一層強まったこの夜行は更に翌週7月14,15日にかけて賢治と嘉内二人だけで登った岩手山での「銀河の誓い」に発展していく。
なにかこの時期はアザリアの友たちに思いを馳せて心落ち着かない気がする。


(記:むこちゃん)
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コメント 4

signaless

>通るわれらに犬が吠え渡る

賢治の詩には時々、唐突に「犬」が出てきます。
きっと、このとき突然犬に吠えられびっくりして逃げ、みんなで大笑いしたのでしょう。そのことがずっと賢治のこころにあったのでは・・・と思います。

「岩手大学宮沢賢治センター」、さっそく会員になってしまいました!
(拒否されなくてよかった~)
HPがあるから、そこからのほうがやりやすいかも。
http://kenji.cg.cis.iwate-u.ac.jp/

by signaless (2008-06-12 12:20) 

azalea

signalessさん、補足ありがとうございます!
私も早速登録をしました。
お互い新入会員ですね。どうぞよろしくお願い致します。
でもなあ・・・岩手は遠いのでなかなか行事に参加はできそうにありませんが(汗)
by azalea (2008-06-12 12:47) 

akatuki

signalessさんのアドバイスのとおり、ホームページから入会手続をとりました。
決定的に違うのは、私はここをスタートに賢治の世界を知るという事でしょうか。楽しみです・・・
by akatuki (2008-06-12 22:08) 

azalea

こんばんは。akatukiさんも入会されたのですね。
「今日はなんだか入会する人が多いな~」なんて、事務局の方が思っているのでは?
コメントには書かれなくても、むこちゃんの記事を見て入会した方は、きっとほかにもありそうですね!!
by azalea (2008-06-13 00:01) 

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