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保阪嘉内長男善三氏と藤の会のみなさんの花巻訪問記 [アザリア記念会の活動]

岩手大学学長の訪問から一週間、5月7,8,9日と嘉内長男善三氏と藤の会(韮崎市藤井町の女性団体)のみなさんが花巻を訪問した。
相互交流といえばいえるので突然の計画を告げられて、こちらもどう対応していいかとまどいましたがとりあえず実行委員会として「心友」の本、花園の農村の碑の写真、絵はがき、先日の学長訪問の新聞記事等を賢治記念館、イーハートーブセンターに届けてもらえるように手配しました。
また「岩手日報にも連絡を」というので岩手日報花巻支局に行程表等をFAXしておきました。

一行は善三さん他16名(全て女性)5月7日午前4時30分に韮崎をバスでスタートして約9時間かけて花巻へ、童話村、賢治記念館、イーハートーブセンターを見学、賢治記念館は館長以下幹部が不在だったようですが、イーハートーブセンターでは清六さんの孫の宮澤氏が対応してくれたとのことです。
花巻温泉ホテル紅葉館に宿泊。
そこには岩手県知事達増氏からの清酒と先日来県された渡邊健治政策調査監のメッセージが届けられていました。
急な来訪にもかかわらず、心あたたまる歓迎に一同感動したとのことです。
岩手日報記者も取材で同行し、翌日の岩手日報に掲載されていました。
記事はここを見てください。
http://www.iwate-np.co.jp/kenji/08/tkkn0805081.html

善三さんは嘉内の長男として11歳で嘉内の葬儀の際喪主となり、その後保阪家を24歳で家督相続し、嘉内と同じ山梨日日新聞社の記者を勤め、その後高校教師として定年まで勤められました。
郷土史研究も熱心で、現在は甲斐尚史会という研究団体の会長もされています。
父嘉内と風貌はそっくりで現在82歳ですが、嘉内の残した資料を丁寧に保存し山梨県立文学館の展示の相当部分を提供しています。
翌日は羅須地人協会、イギリス海岸を散策し、賢治の墓がある身照寺も訪ねました。
賢治も嘉内とそっくりの善三さんが現れたことで、さぞかしびっくりしたことでしょう。

その後一行は中尊寺をまわり松島に泊まり、松島を見学し帰途につきました。
今回の旅行は公民館婦人部の役員をされた方などが研修旅行を毎年実施している中での企画でしたが、岩手での歓待にびっくりするやら感激するやらで今後の岩手と韮崎の交流にも話がはずんだようです。
90年前の賢治と嘉内の友情の延長が岩手大学長の来訪や今回の花巻訪問など続いているかと思うと、心躍る気持ちがしますね。

観覧風景.JPG
宮沢賢治記念館にて一行(「岩手日報」掲載写真)

岩手県知事より.JPG
岩手県知事よりの贈り物

(記:むこちゃん)
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