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賢治関係イベントなど、いろいろ [イベント(展覧会・講演会・研究会など)]

長期にわたって更新を休んでしまいましたが、このところいろいろイベントが続いておりますのでお知らせいたします。

宮沢賢治記念館が4月25日にリニューアルオープン致しました。
賢治記念館.jpg
花巻で「あそこに記念館ができることに決まったのです」という話を聞いたのが昨日のことのように……というのはさすがにオーバーですが(笑)、いつの間にか開館からもう30年も経っていたのですね。
パネルなども色があせてきていたのが気になっていましたが、リニューアルの話が進んでいたのですね。
くわしくはこちらをどうぞ。

このリニューアルオープンに合わせてか、盛岡でもいろいろ展示が開催中です。

岩手県立美術館では特別展示「私が友 保阪嘉内 ―宮澤賢治全書簡」が6月28日まで開催されています。
岩手県美.jpg
「特別展示」とありますが企画展示ではなく常設展示の1コーナーを使用しての展示ですので、あまり大きくPRされておらず図録もありません。
もっとも会場は〝美術館〟ですから、書簡の展示をするだけでも異例なことかと思います。
くわしくはこちらをどうぞ。

もりおか啄木・賢治青春館では「賢治・愛のうた」展が開催中です。こちらも6月28日まで。
青春館.jpg
澤口たまみさんの『宮澤賢治 愛のうた』に基づき、農学校教師時代の賢治の恋をパネル展の形で紹介しています。
くわしくはこちらをどうぞ。

この展示の元になっている著書は、大変興味深い内容です。『春と修羅』収録作品や「シグナルとシグナレス」などの作品から、賢治の隠れたラブ・ストーリー(もちろん女性に対するものです)を浮かび上がらせています。

宮澤賢治 愛のうた (もりおか文庫)

宮澤賢治 愛のうた (もりおか文庫)

  • 作者: 澤口 たまみ
  • 出版社/メーカー: 盛岡出版コミュニティー
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 文庫




そういえば今年は宮沢賢治が盛岡高等農林学校入学して100周年にあたります。
さいたま文学館では、埼玉文芸家集団とさいたま文学館の共催で埼玉大学名誉教授・萩原昌好氏の講演「宮澤賢治の秩父長瀞地質旅行について」などを含む催しが6月7日に開催されます。
春のつどい.jpg
要電話申込みです。くわしくはこちらをどうぞ。

賢治の盛岡高等農林学校時代の地質旅行については、この著書に詳しくまとめられています。

宮沢賢治「修羅」への旅

宮沢賢治「修羅」への旅

  • 作者: 萩原 昌好
  • 出版社/メーカー: 朝文社
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本



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