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わたくしといふ現象は、○○でできております。 [その他(雑感など)]

近所の公園では、ようやく桜が満開になりました。
みなさまのところではいかがでしょうか?

「貴方はこれで出来ている」というサイトが面白そうなのでやってみたら、
私は「5%の宇宙と13%の銀と12%の銅と3%の善と残りは霊で出来て」いるのだそうです。
わたくしといふ現象はけっこう鉱物(というより金属)質が多いですね(笑)

ちなみに賢治さんは「15%の紅茶と11%の水分と16%の地球と2%のギャルゲーと残りは強さで出来て」いるのだそうです。
水分が多そうですが、「残り(56%)は強さ」というところがよいですね。
調子に乗って嘉内さんもやってみたら「22%の実態と17%の夢と1%の星と8%の水星と残りはマイナスイオンで出来て」いるそうです。
現実主義者でもありつつ、理想主義者でもあった嘉内さんらしい感じがします。

ついつい遊んでしまいました(^^;)
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謹賀新年 [その他(雑感など)]

謹んで新年の御祝詞を申し上げます

災禍の多かった2011年も終わり、新しい年となりました。
本年が良き年となりますよう、心より祈念いたします。

紅白歌合戦で松田聖子さん・神田沙也加さん親子が「上を向いて歩こう」を歌っていましたが、この歌を聴きながらつい先月拝聴した入沢康夫先生の講演を思い浮かべてしまいました。

なかなか更新ができませんが、本年もよろしくお願いいたします。

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事実と虚構とのはざま [その他(雑感など)]

先日、たまたま俵 万智さんの『短歌をよむ』という本を読んだ。

短歌をよむ (岩波新書)

短歌をよむ (岩波新書)

  • 作者: 俵 万智
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1993/10/20
  • メディア: 新書



なかなか面白かったのは、彼女の有名な作品

  「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 

という歌について述べているところ。
実は、この歌が生まれるきっかけとなった現実の出来事としては「サラダ」ではなく、「鳥のからあげ」であり、日にちも七月六日ではなかったというのである。
最初にできた歌は

  カレー味のからあげ君がおいしいと言った記念日六月七日

であり、それが

  「カレー味がいいね」と君が言ったから今日はからあげ記念日とする

となり、さらに

  「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

となったというのである。

彼女は「短歌は、言葉による表現である。日記や身の上話とは違う」といい、「全部がほんとうではないし、全部が嘘でもない。心の揺れは、たしかにほんとうに私の心に宿ったもの。けれど、それが言葉というかたちになる過程では、現実から離れてゆくこともある」と述べている(同書128~133頁)。

文学作品の本質を言い表した好例であろう。
作品は、あくまでも「作品」なのである。
事実と虚構とのはざま・・・「作品」の世界はそんなところにあるのかもしれない。
虚構を事実であるかのように読者に感じさせるのは、まさに作者の筆力なのであろう。
そしてそれが「作品」の面白さを創り出しているのかもしれない。

(ちなみに俵万智さんと保阪嘉内はともに竹柏会の会員です)
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Stay hungry, Stay foolish [その他(雑感など)]

スティーブ・ジョブズ氏の突然の訃報に接し、心から哀悼の意を捧げます。
まだメインフレームと呼ばれる大型の電子計算機が業務用のシステムを動かしていた時代、初めて見たマッキントッシュには心底驚嘆しました。
Macからは、コンピュータにとって一番大切なものは何か・・・といったことをいろいろ教えられた気がしました。

ジョブズ氏の逝去を報じるニュースの中で、彼が座右の銘としていた「Stay hungry, Stay foolish」という言葉がしばしば紹介されましたが、この言葉を耳にして「雨ニモマケズ」を連想してしまいました。
病に倒れてもなお東へ西へ南へ北へと「行ッテ」何かをしたいと願い、「ミンナニデクノボートヨバレ/ホメラレモセズ/クニモサレズ」に居ることをよしとした賢治さんの思いと、ジョブズ氏が常に心に留めていた「Stay hungry, Stay foolish」という言葉とはつながるような気がしてなりません。
そしてまた、「Stay hungry, Stay foolish」という言葉は「求め続けること、信じ続けること」の大切さを示しているようにも思えます。
何を求めるか、何を信じるか・・・それこそが人の価値観を端的に示すものではないでしょうか。

ちなみに、2005年にスタンフォード大学の卒業式でジョブズ氏が行ったスピーチでは、彼自身がこの言葉について述べています。
含蓄のあるすばらしいスピーチです。
よろしければぜひご覧ください。


■ジョブズ氏のメッセージの全文はこちら
http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
■日本語字幕付きの映像はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo

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宮沢賢治生誕115周年に思う [その他(雑感など)]

宮沢賢治が生まれて今年で115周年となります。
1世紀以上前に生まれた人なのに、その作品は今でも新鮮であり、年々新しい読者を獲得していることは考えてみれば凄いことだと思います。
やはり賢治は〝天才〟であり、その作品には普遍性があるということなのでしょう。

5年前、生誕110周年の時には各地で記念イベントも行われましたが、今年はあまりそういう話も聴かないようです。

生誕115周年だからというわけではないでしょうが、山梨県ではこういう企画があるようです。
山梨県立科学館のプラネタリウム番組「二人の銀河鉄道~賢治と嘉内の青春」。
http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/web/event.php?id=922&year=2011&month=9

また、9月には韮崎市駅前の市民交流センターがオープンし、その内の「ふるさと偉人資料館」では保阪嘉内のコーナーも設けられるそうです【註】
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/08/25/10.html

この5年間で、保阪嘉内は多くの人に知られるようになり、また注目されるようになったように感じます。
しかし、その理解の多くは菅原千恵子氏の『宮沢賢治の青春』によるもののように思われます。

宮沢賢治の青春―“ただ一人の友”保阪嘉内をめぐって (角川文庫)

宮沢賢治の青春―“ただ一人の友”保阪嘉内をめぐって (角川文庫)

  • 作者: 菅原 千恵子
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 文庫


数年前に刊行された江宮隆之氏の小説『二人の銀河鉄道 嘉内と賢治』も、菅原氏が賢治の青春時代を描いた小説『満天の蒼い森』のテーマを、保阪嘉内の視点から描いてみたものといえるでしょう。
上述のプラネタリウムもそのタイトルから押して、これらを下敷きにしたもののような気がします。
(見ていないのであくまでも印象ですが)
また、角川書店の「イーハトーブ脚本賞」も、応募条件に〝参考文献として角川文庫「銀河鉄道の夜」「宮沢賢治の青春」の2冊を必読〟とありますから、やはり菅原氏的な賢治観・嘉内観に沿った作品が選ばれるのではないでしょうか。

でも、人口に膾炙していることと、本当にそれが正しいのか・・・ということは別の問題です。
菅原氏は『宮沢賢治の青春』の中で、「賢治と嘉内の出会いと訣別こそ彼の作品を凌ぐドラマ」であると述べていますが、このことは彼女の説の本質をよく表現していると思います。
つまりは、彼女の考えは地道な研究成果ではなく、『宮澤賢治 友への手紙』に記された小沢俊郎氏の考えを元に彼女自身が組み立てた〝ドラマ〟であるということです。
だから、彼女の著書には映画や小説の題材になるほど〝ドラマチック〟であり、感動を誘うところがあるのではないでしょうか。

でも、それはあくまでも彼女が思い描いた〝ドラマ〟の中の出来事なのです。
二人の間にあった友情や、保阪嘉内が若き日の宮沢賢治に大きな影響を与えたであろうことは確かだと思います。虚構はもっともらしい事実を組み込むことにより、真実味を帯びてきます。
「菅原氏は研究者に相手にされなかった」とよく言われますが、それは研究者には虚構の部分が見えてしまうからではないでしょうか。

おそらく事実は、菅原氏の描く〝ドラマ〟とは違うと私は思っています。


【註】
詳しくはリンク先の新聞記事もしくは市の「広報にらさき9月号」からご覧ください。
いずれ韮崎市の「アザリア記念会」からも何らかの情報が送られてくることと思いますが……。


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すてきな朗読 [その他(雑感など)]

これまでにも、このブログではすてきな賢治作品の朗読を取り上げてきましたが、今回はひさびさに朗読の話題です。

今回ご紹介させていただくのは、nonkoさんの朗読を中心にしたブログ「小鳥とカメと声と」です。
http://rainbow-connection.blog.so-net.ne.jp/
今年の1月、「岩手軽便鉄道の一月」を初めて聴かせていただいて以来、ブックマークさせていただいています。
これまでに「雨ニモマケズ」「やまなし」「税務署長の冒険」といった賢治作品のほか、新美南吉、高村光太郎、金子みすゞ、太宰治などの作品を、時にはかわいい感じ、時には落ち着いた感じ、時には元気な感じ・・・と多彩な朗読をアップされています。

どの作品も、とても丁寧に読まれています。
言葉がとてもはっきりしていて、それでいて柔らかくて聴きやすいのです。
きっと、言葉の一つ一つを大切にされているのだろうと思います。
そして、心の中に作品の世界がきちんとイメージされるまで丹念に読み込まれ、そのイメージを声でどう表現するか・・・納得のできるところまで何度も試みられていることと思います。

しばらくお休みされていましたが、先月更新を再開されました。
再会後の第1作は、うれしいことに「猫の事務所」でした!
登場人物が多いので一人で読むには演じ分けが大変な気がしますが、nonkoさんの朗読はそれぞれの猫の声や性格がよく考えられていて、〝事務所〟の中の雰囲気がとてもよく出ていて素敵でした。
ぜひまた続きも読んでもらえたら・・・と、図々しく思っています(^^;)

最新作は新美南吉の「でんでんむしの かなしみ」です。
「南吉はちょっと・・・」という方もあるかも知れませんが、ぜひお聴きになってみてください。
ホッとした気持ちになれる作品(朗読)です。
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「チャグチャグ馬コ」の日 [その他(雑感など)]

今日で震災から3か月になります。
岩手県では国の選定無形民俗文化財となっている「チャグチャグ馬コ」が、被災地の子どもも参加して行われたそうです。
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061101000278.html
「チャグチャグ馬コ」は、南部藩において日ごろの馬の勤労に感謝する意味で毎年旧暦5月5日に行われていた伝統行事(現在は6月の第2土曜日だそうです)で、滝沢村にあるの鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの約15kmを、鈴の音を響かせながら約4時間かけて練り歩くものだそうです【註1】

大正6年(1917年)に刊行された「アザリア」第1号には賢治の連作短歌「ちゃんがちゃがうまこ」が載っています。

     ちゃんがちゃがうまこ
 
□夜の間がら ちゃんがちゃんがうまこ
 見るべとて 下の橋には いっぱ 人立つ
 
□夜明には まだはやんとも下の橋
 ちゃんがちゃがうまこ 見さ出はた人
 
□下の橋、ちゃんがちゃがうまこ 見さ出はた
 みんなのなかに おとゝもまざり
 
□ほんのばこ 夜あけがゞつた雲の色
 ちゃんがちゃがうまこは 橋わだて来る。
 
□中津川ぼやんと しいれい藻の花に
 かゞつた橋の ちゃがちゃがうまこ
 
□はしむっけのやみのながゞら 音がして
 ちゃがちゃがうまこは 汗たらし来る
 
□ふさつけた ちゃがちゃがうまこ はせでげば
 夜明けの為か 泣くたよな 気もする
 
□夜明方 あぐ色の雲は ながれるす
 ちゃがちゃがうまこは うんとはせるす

                  (大正六年六月中)

初めてこの短歌を読んだ時、方言を取り入れた表現やそこからくるリズム感に「おおっ!」と感動したものです。
現地での多くの人の苦労にもかかわらず福島第一原発の事故の収束への道のりはまだまだ遠そうですが、一日も早く事故が収束し、少しでも早く復興が進み、みんなが心から「チャグチャグ馬コ」を楽しめるようになることを願わずにはいられません。
地震と津波は天災であっても、原発事故はどのような理由を付けようとも人災だと思います。
なぜなら原発は人が作ったものだからです。
丸木スマさんは原爆について「ピカは人が落とさにゃ落ちてこん」と言いましたが、原発もまた人が作らなければ自然にできるものではありません。

テレビでは昨日からしばしば村上春樹さんのスピーチ【註2】について報じられています。
その主張は、日本人が「効率」ばかりを求めてきたことを批判したもので、
「我々日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です。」
という一節が何度も紹介されました。
でも、報道を聴いて「そんなにマスコミが大騒ぎするほど特別な意見か?」という疑問も湧いてきます。
そんなふうに思っているのは、何も村上春樹さんだけではないはずです。
もちろんどんな意見にも賛否両論あるのは当然です。
でも及ばずながら私もそう思っているくらいですから、ほかにもかなり多くの人がそう思っているのではないでしょうか。
このスピーチは、村上さんがそういう意見を代表して述べてくれた・・・ということのような気がします。
(それとも、村上さんの発言がニュースになるほどそうは思わない人の方が多いのでしょうか?)

あまり報道はされなかったように感じますが、各地では反原発のデモも行われたそうです。
http://www.asahi.com/national/update/0611/TKY201106110405.html


【註】
(1)Wikipediaによります。
(2)スピーチの全文が読めます。前半 後半


(記:azalea)
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鉄道博物館にて [その他(雑感など)]

先日、さいたま市にある鉄道博物館に行ってきました。
イメージとしては賢治さんとは結びつかないかも知れませんが、実は賢治ファンとしても結構楽しめます。

たとえば・・・

大正時代の客車.JPG
これは「大正時代の客車」です。
当時の客車の車内が再現されており、実際に座席に腰掛けることもできます。
大正10年に家出して東京に向かった賢治さん、もしくは大正12年にサハリンに向かった賢治さんは、こんな客車に揺られて旅をしたのだろうか・・・などと想像していると時間が経つのを忘れてしまいます。


万世橋の停車場.jpg
これは万世橋駅のホームと大正3年に製造された電車「ナデ6141」です。
そう、書簡19(大正5年8月17日、保阪嘉内宛)の中に記された短歌
  甲斐に行く万世橋の停車場をふっとあわれにおもひけるかな。
に詠われた、「万世橋の停車場」です。
もっとも、当時の甲武鉄道(のちの中央線)は中野までしか電化されていませんでしたので、電車では甲斐に行くことはできませんが。
ナデの車内から.jpg
車内に入って見ると、窓から「まんせいばし」の駅名板も見えます。
ここでも、シートに腰掛けながら賢治さんの「電車」を思い浮かべていました。


こちらは、昭和2年に製造された客車「オハ3126」の車内です。
オハ31の車内.jpg
3等車とはいえ風格が感じられ、現在の電車と比較して豪華な内装のように見えます。
やはり、木の内装というのは素朴でも暖かみがあって、いいですね。
昭和6年、東北砕石工場の製品見本を詰めた大トランクを持った賢治さんは、こんな客車に揺られて東京に向かったのでしょうか。
銀河鉄道の車内?.jpg
このように窓が開いているところを見ると、何となく『銀河鉄道の夜』を思い浮かべてしまいます。
(『銀河鉄道の夜』については、また後日改めて書いてみたいと考えています)
座席に腰掛けていろいろなことを思い浮かべていると、いつまででも過ごせそうなのですが、ボランティアのガイドさんがお客さんを引き連れて車内を解説して回るコースに入っているらしく、10分置きくらいに大勢の人が入ってきてあんまり落ち着きませんでした(^^;)

(記:azalea)
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蒸し羊羹「木偶の坊」 [その他(雑感など)]

ひさびさに岩手銘菓シリーズ(?)です。
前回は洋菓子(ロールケーキ)でしたので、今回は和菓子にしてみました。
ご紹介させていただくのは蒸し羊羹で、その名も「木偶の坊」。
盛岡市の千秋堂というお店の製品です。

花巻にしろ盛岡にしろ、賢治やその作品にちなんだネーミングのお菓子はたくさんあって、とても制覇しきれませんが、この「木偶の坊」という蒸し羊羹は駅の土産物売り場などには置いていないのか、地味なので見落としてしまったのか、現地ではまだ見たことがありませんでした。
ある時、生協のカタログをチェックしていたら「木偶の坊」という文字が目に飛び込んできました。
むむ・・・と思ってよく見てみると岩手で作っているお菓子だし、ネーミングからして賢治に関係がありそうな感じだったので、試しに注文してみたのです。

木偶の坊.jpg

届いた品物を見ると、たしかに右下に岩手山を背景にして賢治っぽい絵も描かれています。
写真では文字が読み取れませんが左上には「ただ大きいだけではありません。ふくよかな美味にきっとほほえむ里の味です」と書いてあります。
確かに羊羹にしては大きく、一見「こんなに食べられるかな?」という感じさえします。
ところがこれが甘さ控え目で、実に美味しいのです!!
小豆の味も良いのですが、胡桃がたくさん入っていて香ばしく、さっぱりした風味を出しています。
(胡桃・・・というところが賢治っぽいですね)
なかなかうまく表現できませんが、羊羹と「胡桃ゆべし」の中間的な感じの味のような気がします。

  ミンナニデクノボートヨバレ
  ホメラレモセズ
  クニモサレズ
  サウイフモノニ
  ワタシハナリタイ

そんな一節を思い浮かべながら一口また一口・・・と、いくらでも食べられます(笑)
「木偶の坊」というネーミングは、雑誌やテレビなどで取り上げられて有名になるよりも、あたりまえのどこにもあるような素朴なものだけれども良質なお菓子を目指したものでしょうか。
高さが20センチくらいで結構大きいのですが、甘いものの好きな人なら平気で1本食べられると思います。
私は一度食べて以来すっかりやみつきになり、カタログで見かけるたびに(といっても数ヶ月に1回しか載らないようなので、まだ3回ですが)注文しています。
賢治にちなんだ名前が付いているので買ってはみたけれど・・・ということも時にはあります。
でも、この「木偶の坊」は地味ですがオススメです!


(記:azalea)
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岩手大学と31年・・・岡田幸助先生のこと [その他(雑感など)]

岩手大学の宮澤賢治センター所長を務められている岡田幸助先生が、この3月末を以てご退職になるそうです。
岡田先生は、岩手大学農学部に助教授として14年、教授として17年の計31年の長きにわたってお勤めになり、ご専門の獣医学の分野ではもちろん、この10年間は学内をまるごとミュージアムにしようという画期的な構想のもとに創設された岩手大学ミュージアムの活動においても数々の大きな功績を残されました。
昨年6月に開催された開学60周年記念展示「アザリアの咲くとき」も、そうした先生の功績の一つといえるでしょう。

「アザリアの集い」にて.jpg
       「アザリアの集い」でスピーチをする岡田先生

このたび岡田先生のご退職を記念して『岩手大学と31年』という記念誌が刊行されました。
116頁の本の中には先生の思い出がたくさん詰まっており、先生のお人柄と学識の豊かさが伝わってきます。
記念誌を拝読させていただきながら、岡田先生のような方とご一緒に企画をさせていただく機会を得られたことは、本当に幸いであったとつくづく感じました。

記念誌.jpg


(記:azalea)
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