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「イーハートーブ幻想 KENJIの春」を観て [ビデオ・映画・CDなど]

前から気になっていたのですがビデオをネットオークションで取り寄せて観てみました。

製作はテレビ岩手 監督河森正治 作画監督は岸田隆宏 音楽は上々颱風 バンダイビジュアルが発行です。宮沢賢治生誕100年記念で1996年12月発売になっています。
猫のキャラクターと言えばますむらひろしさんですが、今回は監修者になっていました。
さて作品は53分ですが、賢治の農学校時代の様子(教え子の証言などがだいぶ生かされている)や妹のとし子の事や父親との葛藤もありますが保阪嘉内との関係がしっかりと描かれています。
「赤き腕木をつらねたる 電信柱」の事も出てきますし、岩手山に登り二人で松明のおきを交互に吹き合ったこと、銀河の誓い、図書館での別れなどなど。
最後のテロップの参考文献に「宮沢賢治の青春」菅原千恵子著が出てきたときには「やっぱり」と思わずうなずいてしまいました。
ちょっと短くて描ききれない場面もありますが、よくまとまっている作品という印象でした。
声の出演も佐野史郎などが出ています。
機会があったら是非観てください。おすすめです。

■この記事は、実行委員の向山三樹氏から提供いただきました。


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